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佐藤響 選手 サガン鳥栖加入内定のお知らせ

この度、当部に所属しております佐藤 響選手(4年・水戸啓明高校)が2022シーズンより、J1 サガン鳥栖への加入が内定致しましたのでお知らせ致します。




【プロフィール】

・佐藤 響 (さとう きょう)

・2000年3月21日(20歳)

・身長/体重   168cm/65kg

・栃木県出身


【経歴】

ヴェルディ小山→水戸啓明高校→流通経済大学


【コメント】

この度、2022シーズンよりサガン鳥栖への加入が内定しました流通経済大学体育局サッカー部の佐藤響です。

幼い頃からの目標であったプロサッカー選手のキャリアをサガン鳥栖という伝統ある素晴らしいクラブでスタートできることに大変嬉しく思います。

まずは、自分をここまで育ててくれ、そして誰よりも応援してくれていた家族に感謝の気持ちでいっぱいです。そして、中野監督をはじめとするスタッフの方々、今まで指導してくださった方、全ての人に感謝してます。


そしてこの場をお借りしてこれまでの大学生活を振り返りたいと思います。

入学してからは1年生チームに所属し、関東社会人リーグを戦っていました。最初の頃は全く試合にも絡めず、練習の紅白戦にも出れずに周りで見ている状態でした。しかし、1年生チームから何人かがトップチームに昇格したことで試合に出れるようになりました。何試合か重ねていき遂に大学リーグの後期からトップチームに昇格することができ、試合にも出場させてもらう機会が増えました。試合に出られなくてもメンバーに入れなくても、腐らず自分に矢印を向けてひたむきに練習を重ねた結果が報われたと思いました。


2年生ではトップチームに所属していたもののなかなか上手くいかず、怪我をしてしまいシーズンを通してスタメンで出た試合は3試合しかありませんでした。また、チームとしても2部リーグへ降格してしまい1年間を通して上手くいきませんでした。


3年生になると曺貴裁さん(現京都サンガFC監督)がコーチとして流経大に来てくださりました。自信を無くしていた自分達に勝利することの喜び、勝負の責任など大切なことを教えてくれました。曺さんの発する一言一言が自分達をいい方向に変えてくれ、選手一人一人と向き合い、いろいろなことを引き出そうとしてくれました。おかげでチームも自分自身も自信を持ってプレーするようになりました。そこから、アミノバイタルカップ優勝、2部リーグ優勝を達成することが出来ました。2部リーグに降格して自信を無くしていたチームを変えてくれた曺さんには感謝しかありません。人としても選手としても大きく変わることのできた1年間でした。

また、今自分がこうしてプロチームから内定を頂けているのは曺さんのおかげだと思っています。曺さんが来て指導してくださらなかったら今の自分は無かったと思います。それくらい曺さんの存在は自分にとってもチームにとってもとても大きいものでした。


この3年間は上手くいかないことのほうが多く、時には人のせいにしてしまっていたり、投げやりになってしまった時もありました。しかしそれでも厳しく指導してくださった監督をはじめとするスタッフの方々、ミスをしてもカバーしてくれた先輩方、一緒に切磋琢磨してくれた同期に助けられました。

流経大のサッカー部に入って、人としても、選手としても大きく成長することができました。私がこんなことを言える立場ではないですが、上手くいかずに悩んでいる人は腐らずにやり続けることで見えてくるものが必ずあると思います。自分自身を変えるきっかけはいくらでもあるので諦めずに頑張ってください。

プロになることがゴールではなくここからがスタートなので勇気や感動を与えられる選手になれるよう頑張ります!

そして、大学サッカーラスト1年で4冠を達成できるように日々の練習から全力で取り組んでいきます!

これからも応援よろしくお願いします!